プロデューサーの二人にインタビュー
「ママ♡エンジェルス with MotherEarth」プロジェクトが始動
プロジェクトスタートを記念にして「ママ♡エンジェルス with MotherEarth」プロデューサーの二人にインタビュー
誕生秘話やプロジェクトへの思いを聞いてみました︕
「ママ♡エンジェルス with MotherEarth」プロジェクトが始動
プロジェクトスタートを記念にして「ママ♡エンジェルス with MotherEarth」プロデューサーの二人にインタビュー
誕生秘話やプロジェクトへの思いを聞いてみました︕
─ このブランドでは特にどのような食べ物をセレクトしていくのでしょうか。
FUMIKA
3つの「想い」を中心にセレクトしておすすめしたいと思っています。
1.「環境」土が健康ならそこに生きる農産物は健康です、それを食べた人も健康になれると考えます。生物の多様性そのバランスの取れた場所で育ったものは、私たちにもいいバランスの基本になれるはずです。
2.「作る人」生産者がどんな思いでどんな育て方をしているか 食べたもので人の体が作られるように、農産物も与えられたもの、そこにあるもので作られます。汚された土で育ったものは、いつか土に還る時にもその場所の環境を汚します。環境ごとに何がそのお米に必要か、環境とのバランスを守りながら、トライ&エラーしなが
ら育むその過程と、大切に育てられた想いに感謝しながら生産者のそのストーリーが伝わること。
3「風と水」味は個人の味覚、なので、自分に合う味を探すための提供したいと考えています。育った土地の風・水で育ったお米や郷土料理はやはり体になじむ味なのでは?日本全国には波長のあう文化風土そして環境で育ったお米・農産物があるはずです。
消費するだけではなく、積極的に食べているものがどんな環境でどんな人にどんな育てられ方をしているかを知ること、参加していくことが大切なことが伝わってほしい「想い」です。
─実際にスーパーに並んでいるものを見ると、産地だったり、「オーガニック」と書かれているものはありますが、普通のママが本当に良いものを見分けるのは中々難しいですよね。
どこにポイントをおいて買い物をされますか?
FUMIKA
日常生活の中で、常にすべてのものに目を光らせて、良いものを購入するのは(金銭的にも)大変難しいことです。
バランスを取って、これだけはこだわるというものをいくつか持っています。それはお米だったり、調味料だったり様々で、その時のお財布事情でもかわります。私自身も主婦なので正解の答えは出せません。
なので、私からはまずおすすめしたいのは、お米・お野菜お好きなものでいいので「好きな産地」「好きな生産者」というこだわりの購入先を1つ持ってもらいたいなと思っています。
食べ物に正解はありません、こだわりやシチュエーション、誰と食べるかで体の感じ方も変わります。
まず目の前の食べ物に興味を持ってみて。どんな場所で、どんな人が、どんなこだわりや想いをもって育てたものかを知ろうとしてみましょう。このお米の育った土はどんな土?除草剤はなぜまくの?疑問を持つことが大切です。知ることは選択肢の幅を広げてくれて買い物の質が上がると信じています。
─ ママとして、こうした事がこどもや家庭にどんな影響を与えると思いますか?
KUMIKO
自然の恵みとして大切に扱われてきた食材と知ると、料理する側は、いつもより丁寧に向き合いたくなりますよね。
WE ARE WHAT WE EAT という言葉があるように、「日々の食によって私たちの身体が作られる」ことに自然と目を向けていただける家庭が増えていくのではないかな、と感じています。
また、その想いをのせた料理を美味しくいただく時間は、いつもより「ありがとう」が増える豊かな食卓になるのではないでしょうか。
そんな幸せな食卓を囲んで育った子ども達は、きっと身体も心も元気な状態をキープしながら、自分を信じてやりたいことに集中できるのではないかなと思います。
FUMIKA
「食べること」は生きていくために必要な行為です。食べるものができるまでの過程、そしてどんな人が作っているのか、育つ環境(もちろん加工品も同様に)共通の興味・こだわりをもつことで会話や知識の幅がひろがりフードロスも減らし、ものも環境も大切にする気持ちが育つと思っています。
また私たち一人ひとりの選択こそが、農業・漁業といった食料生産のあり方を変えて、自然環境や生物多様性に影響を与えているのだという、社会活動的影響や、何を大切にしているかという姿勢は、食事だけでなく、生き方にも影響すると考えます。
KUMIKO
10 歳の子どもを育てるママ。学校給食を変えたい︕そんな想いから、ママエンジェルスに参画し、日本オーガニック給食審議会を立ち上げる。現在は副会長として農林水産省や自治体などへの政策提言や、勉強会を実施。活動の一部がTBS「報道特集」でも取り上げられるなどアクティブな日々を過ごす。
FUMIKA
農産物バイヤーとして特に有機や自然栽培の分野で携わってきた。必ず産地まで行き、生産者と向き合う中で、その土地の土、水、気候、栽培方法などを自ら調べる姿勢でPGS普及に軸を置く活動を続けている。大量生産ではなく、ローカルで最適に育てられる「スモールロットの価値」を探求している。2人のママ。
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